概論
数ある生成AIのレジェンドです。作成したいものによって、もっと適切なAIは他にありますが、ほぼ全ての基礎となっているAIですので、ここでは、ChatGPTを説明します。
その前に、AIのすごさは大抵の人が認識していると思いますが、すごすぎて、これまでの生活とどう折り合いをつけてよいのか思考がついて行けていない人も多いようです。そこで、ここではまず、いまのAIをどのようなものと考え、折り合いをつけ、ともに進化していくべきか考えてみようと思います。
AIを活用することは、会社に例えると、管理・事務系の従業員、デザイン・研究系の従業員を無料で雇ったようなものです。使わない手はないです。こんなもの使っていると、バカになるという意見も聞きますが、だとすると、世の中の会社の社長は、たいていバカだということになります。
世の社長たちは、最初こそ一人で色々行いますが、結構早い段階から人を雇いますし、ブレンが欲しいと望んでいます。成功した社長のほとんどが、ブレンや優秀なスタッフを抱えています。要は、会社の事業やイベントは全て社長が考え出したのかというと、大きくなればなるほど、それらの100%、若い従業員が行っているのです。
課長の仕事を分析してみましょう。課長は自分の課の仕事を部下に割り振ります。部下がやっている仕事を課長が加勢することはありません。ある程度任せて、結果を提出させます。それを課長は見て、訂正を命令します。部下の能力が低くて訂正になったかもしれませんし、課長の指示が悪くて訂正になったのかもしれません。たいていの場合、おそらくお互いが相手のせいにします。ですから、訂正も5回目くらいになると、どちらかが機嫌が悪くなります。課長はザックリと自分の課の仕事を把握していて、その全行程全分野の一部を割り振って部下に仕事をさせるのです。ポイントは課長はザックリと理解しているだけです。部下があげてくる意外な解決方法に期待していいるからです。課長はその経過のなかで仕事のイメージを固めていきます。
世の中の仕事はほとんどがこのように進められているのです。まるでAIと仕事をしているようです。
違うことと言えば、AIは機嫌が悪くならないということです。
課長のザックリとした仕事のイメージ、部下の使い方、これらによって成果に違いが出るように、AIを使う我々も、優秀な課長、部長、社長になればよいだけです。
恐らくAIはそのように使用しないと人間の役に立ちません。例えば、課長が部下に、おまえ課長の仕事やってくれ、と命令しても、しないしできないでしょう。できてしまったら、命令した課長はクビです。人事の仕事を否定しているのです。AIも同じですね。私の代わりはしません。命令次第で、優秀な部下になるだけです。
こうして、浮いたお金、余った時間は、人間でなければできないことに使うことができるようになります。
さて、上のこの文章は北原が思いつくままに書いた文章、随筆のようなものです。ある程度考えて書きましたが、構成や言葉使い、読んだ人がどのような気持ちになるか、伝わるか、など考えずに自分の気持ちをぶつけただけの文章です。
これをChatGPTに入れて書き直させました。
どのように命令したかというと。
『この文章は生徒さんにAIを活用するにあたって、積極的に利用するように、やる気になるようにと期待して書いたものです。癖のない読みやすい文章に書き換えてください。』
です。 で、作成された文章が以下のようなものです。
ここでは、ChatGPTについてわかりやすく説明します。生成AIにはさまざまな種類があり、用途に応じてより適したAIも存在しますが、ChatGPTはその基礎となる代表的なAIの一つです。
ChatGPTの役割と価値
ChatGPTを会社で例えるなら、事務やデザインの優秀なスタッフを無料で雇ったようなものです。活用しない手はありません。「こんなものを使っていると人間がバカになる」という意見もありますが、そう考えるなら、世の中の多くの会社社長も同じく「バカ」ということになります。現実の経営者は、多くが早い段階で優秀なスタッフを雇い、知恵を出し合いながら事業を拡大しています。成功している企業ほど、社長だけでなく、従業員やブレーンが重要な役割を担っています。
課長の役割とAIの活用
ここで、課長の仕事を分析してみましょう。課長は、自分の担当する仕事を部下に分担させ、進捗を見守ります。課長自身が直接手を動かすわけではなく、部下に任せて結果を確認し、必要に応じて訂正を指示します。この訂正が必要になるのは、部下の能力が不足しているか、課長の指示が不十分だった場合ですが、どちらにしても、お互いが相手に原因を感じることも多く、訂正が何度も続くとどちらかの機嫌が悪くなることもあります。
課長の重要なスキルは、全体の流れを大まかに把握して、各部分を部下に任せることです。そして、部下から提出された新しいアイデアや解決策を歓迎し、少しずつ完成形をイメージしていきます。多くの仕事は、このように進んでいくものです。まさに、AIとの仕事に近いのです。違いは、AIは機嫌を悪くしないという点です。
AIを効果的に使うために
課長が全体を把握し、部下を適切に使いこなすことで成果が出るように、AIを使う私たちも、優れたマネージャーやリーダーになればよいのです。AIはあくまで優秀な「部下」であり、指示次第でその力を発揮します。しかし、「私の仕事を全部やってくれ」とAIに任せることはできません。たとえば、課長が「課長の仕事をやってくれ」と部下に指示しても、それは無理な話で、もしできてしまえば課長の立場が不要になります。AIも同様に、人の代わりにはなりません。あくまで、人の指示に従う「優秀な部下」として活用するものです。
こうして、AIによって浮いたお金や余った時間は、人にしかできない価値のあることに使うべきです。
この文章が、AIの活用を考えるためのアジェンダとして役立つことを願っています。
以上です。
どうですか、文章が少しすっきりしましたね。
導入の順番は
1,まず自分が何かとAIを使用してみる。
2,最初は簡単な質問ばかりで良い
3,次に誰かの代わりに質問してその人の疑問を解決してあげる
4,次に、AIに何かを作らせてみる
5,次にAIと何か仕事をしてみる
では、練習しましょう。
レッスン) グループの隣の人に自己紹介やインタビューをして、その人の情報を、特定される情報を入れずに、単語でも思いついたことでもなんでも入れていってください。聞きながら入れていきます。相手の方が自分のいろんな思いを思い出せるようにトピックを出して、聞いた話を脚色せずに入れていってください。
入れ終わったら、次のプロンプトを続けて入れてください。
『この文章はある方のプロフィールであったり、出来事に対する想いや主張です。内容を割愛することなく出来事は時系列に整列して、想いや主張も整理してください。』
出力された文章を読んで納得できれば次に行きます。
『この方の今の仕事は〇〇です。上の文章をもとに、仕事に関する自己紹介を書いてください。そのさい、読んだ人に嫌味に聞こえたり、上から目線にならず好感の持てる文章にしてください。』
出来た文章を楽しんでください。
出来た文章を別のAIに入れて、自画像を描かせることもできます。
最後に、AIに次のプロンプトを入れます。
『ここで記入した情報ややり取りを全て忘れてください。』
心配でしたら、忘れているか聞いてみてください。
楽しかったですか??
市民活動家に必要なAIの使い方
1,自分の考えを整理させる。
2,市場を調査させ。
3,仲間や競合、関係者を分析させる。
4,やりたいことの企画を考えさせる。
5,出た企画を実現可能か分析させ、内容を具体的に膨らませる。
6,事業計画書を作成させる。
7,考えを伝えるプレゼンを作らせる。
8,投資家、銀行家、協力者に説明するプレゼンを作らせる。
9,組織と人員を分析させ組織図を作成させる。
10、名刺、チラシ、ホームページ、インスタ、その他SNSを構築するのにアシストさせる。
AIに任せず、自分ですること
1,メンバーを集める
2,協力者を集める
3,関係者を説得する
4,集客する(名刺、チラシを配る、新聞等メディアに投稿出演する)
およそ、直接人と関わることは自分で行います。しかし、その方法や攻略法をAIにアシストさせることは可能です。
学習にAIを利用する
1,Canvaの使い方を聞く
2,インスタの活用方法や、作成方法、操作を聞く
3,その他、Facebook , X , LIN公式アカウントなども聞く
4,WordPressのことも聞く
聞く人の、その分野の基礎的な知識や経験がどうなのかによって、聞き方が違いますし、答えも変わってきます。GPTに何をしたいのか、自分はそれに関してどれくらい理解しているのか。どの程度のレベルの答えが欲しいか、しっかり聞きましょう。
基礎知識を得るためにはYoutubeが良いです。何がどこまででできるのかを探るために見ます。もちろん、それで理解できて作品ができればそれでOK。しかし、動画では理解したようで実行できないということは良くあります。考え方は、「あの人ができているということは自分もできるはず、基礎的な知識が違うか、ソフトのバージョンが違うか、無料か課金かによって違っているはず。それがわかればできるはず」 大切なのは、「できるはず」というところです。一度も目にしていなければ、それさえも分からないはずですが、動画でできているととろを見ているわけですから、出来るわけです。それをAIに分析させます。
レッスン
1,今まで疑問だったCanva、インスタ、HPの部分を解決させましょう。
2,聞く練習のために、極端な相談をして、問題解決をしていきましょう。例題は「自分がアメリカ大統領になるのはどうすればよいか」です。なるほど、そうすればなれるかもね、というところまで、AIと解決策を練っていってください。